お金の仕組みについて①
- 利光 貞彦
- 2 日前
- 読了時間: 3分
💁sada;
「僕たちは日常お金を使って日々生活してるけど、そもそもお金はどうやってできたの
🌞かえで:
いい質問ですね!じゃあ、ちょっとタイムスリップしてみましょう。お金がなかった大昔、人々はどうやって生活していたと思います?
▶️ 【昔は物々交換】
「お米あげるから、その魚ちょうだい」「お茶あげるから、服を織ってくれない?」こんな風に、「モノ」と「モノ」を直接交換していたんです。でもね、これって結構めんどくさい。
▶️ 【交換がうまくいかない問題】
欲しいものがタイミングよく手に入らない.
相手が「それ、いまいらない」と言ったら交換できない
重たいものや腐りやすいものだと大変→ 「じゃあ、もっと便利なもの作ろうよ!」ってなったの。
▶️ 【それが「お金」だった】
お金はね、「これはみんなが価値あるって認めたものだよ!」「これを持ってれば、好きな時に好きなモノと交換できるよ!」っていう、みんなの信頼のしるしだったんです。
💁sada:
なるほど…。つまり、最初は「便利にモノをやり取りするための道具」だったんだね?
🌞かえで:
その通り!でも…時代が進むと「お金そのもの」に価値があると思い込むようになった。そして「もっと集めたい!」「奪いたい!」っていう競争が始まったわけです。
💁sada:
お金のために争うようになったってことか。でも、お金自体は悪くないんだよね?
🌞かえで:
そう!お金は、ただの「交換を便利にするための道具」。悪いのは、お金を「力」とか「支配」に使っちゃう心の問題。だから、お金とうまく付き合う方法を、みんなで考え直す時が来たってわけ。
💁sada:
お金のはじまりは物々交換ってのはわかったけど、具体的にいつから『お金』ってできたの?どの時代の話なの?
🌞かえで
歴史をさかのぼるよ!最初に“お金っぽいもの”が使われたのは、紀元前3000年ごろのメソポタミア文明だと言われてるよ。
💁 sadaえ、
そんな昔から?!で、どんな“お金”だったの?
🌞かえで
当時は“お金”っていうより、物の記録と信用の管理ツールだったの。メソポタミアでは“銀”の重さで価値を決めて、“何かをあげた・もらった”を粘土板に記録してたんだ。
💁 sada
帳簿みたいだね。
🌞かえで
そうそう!お金のはじまりは、“信用の記録”を誰でもわかる形にする工夫から生まれたんだよ。
💁 sada
そのあと、コインとか紙幣になっていったのはいつ?
🌞かえで
本格的な貨幣(コイン)が登場したのは、紀元前7世紀ごろのリディア王国(今のトルコ辺り)。“エレクトロン”っていう金と銀が混ざった金属を使ったコインを作ったんだ。そしてさらに時代が進むと…中国で“紙幣”が誕生するんだ。宋(そう)の時代、11世紀頃だよ!でも、紙幣を発明した国でも、“信用”がなきゃ紙はただの紙。だから誰が信用を保証するか?これが“国家”や“中央銀行”の役割になっていったわけ。
💁 sada
今のお金も“信用”がなきゃただの数字ってこと?
🌞かえで
そう!今のお金は“紙”じゃなくて“デジタル情報”。だからこそ、もっと根本から『お金ってなんだろう?』って考え直す時代が来てるんだよね!
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